睡眠の重要性
2006年6月、
日本大学医学部、内山真教授 は
睡眠不足による経済損失が3兆5000億円
になると発表しました。
こんなに額が多いとは思いませんでした。
新規事業が睡眠に関する
寝具製品である当社にとっては
チャンスであると思いました。
しかし、
見方をかえると、
現代は睡眠不足の半病人に支えられている社会
だとも言えるのではないでしょうか。
睡眠不足の人々を半病人呼ばわりするのは,
少々乱暴かと思いますが
睡眠をとらないと病気になります。
『覚醒(昼間の活動、仕事)のために睡眠をとる』のに
『覚醒のために睡眠がとれない』。
現在のIT産業等々、
脳を駆使して作業をしているが、
一番大切な脳を
休めることなく使い続ければどうなるかは
お判りのことと思います。
若いから大丈夫と思うなかれ。
青年期から脳の発達はなく、
徐々に衰退に向かっているのです。
これからの社会を担う
若い脳に休息
を与えてやらなくてはなりません。
睡眠管理を含めた
健康管理が必要な時代となっています。
自分の機能がマヒしている,
社会の機能がマヒしている事の原因が
睡眠不足であると認識できません。
健康な人は睡眠に興味がありませんから
自己判断で病気ではないと考えていますが、
慢性的な睡眠不足は 病 気 といって過言ではありません。
現代日本の社会が
睡眠不足という重病
を患っているのです。
その警鐘が真山教授の発表と思いました。
ここにある約40年前の
就寝時間と起床時間に関するデータと
現在のデータを比較してみました。
起床時間の変化があまりないのは
始業時間の変化がないからです。
しかし、
就寝時間は2時間も遅れています。
一般的に8時間の睡眠時間が必要といわれてますが、
現在は6時間なのです。
もうひとつ
憂慮すべき問題は、
先進国における10歳以下の睡眠時間です。
日本だけが10時間を切っています。
成長期にある子供の睡眠時間が
不足しているのです。
『寝る子は育つ』
の根拠は、
睡眠中に
成長ホルモンが分泌されて成長
を促します。
睡眠不足では分泌量が少なくなります。
また、睡眠中に
免疫機能が備わってくる
のにこれも備わりません。
睡眠が一番の特効薬になるのです。
最近、
レム睡眠が昼間の行動の処理
をするということが解明されました。
睡眠不足で「レム」、「ノンレム」が規則正しく取れないと
認知活動が出来なくなってしまいます。
いくら塾で勉強しても
知識として脳に蓄積しません。
特に朝方に
レム睡眠をとらないと情報処理が出来ない
そうです。
一般的に入眠してから、
最初のレム睡眠出現まで
60分〜120分かかると言われてます。
最初のレム睡眠が良く取れないと
朝方まで睡眠のリズムが正しく取れません。
また、その時間帯を
20時から24時に迎えられると
深い眠りが得られます。
毎日の就寝時間が24時では
良い睡眠は得られません。
特に子供は21時までには就寝させるべきなのです。
(注:レム(REM)睡眠、RapidEyeMovement. 身体の骨格筋は弛緩状態だが、 脳は覚醒に近い状態で活動している。 まぶたの下で目がキョロキョロと動いている状態。 ノンレム睡眠は脳も休息している状態。 およそ90分周期でこれを繰り返す。 レム睡眠中に夢をみるといわれている。)
『寝る子は育つ。』
『寝る大人も育つ。』
ゆっくり休める生活が上質だと思いませんか。
最後になりますが,
大人になるにつれて
成長ホルモンの分泌が悪くなります。
個人差がありますので、
育たない人もいるかと思います。
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